就寝中に痛む原因
四十肩、五十肩において、就寝中に痛みが発生することはよくあります。
この時、横たわって寝ている状態が肩に無理をかけてしまっているものと考えられます。
横たわっているとき何が起こっているのかと申しますと、体幹に対して腕が外回転(右腕だったら右捻じれ)を強いられるということが起こっています。
健常であれば、そのような回転、捻じれが起こっても何も問題はないのですが、治癒あるいは平癒までの間は、このことが痛みや炎症を助長するほどの負担になっており、外回転しない工夫をされることをお薦めします。
就寝中の対策
やり方としては、仰向けに寝ている状態の肩甲骨および腕の後ろに大きな枕を入れてください。
体幹の重みのほうが腕の重みより重いので肩甲骨に当たってる枕の部分は結構沈み、腕のほうはそれより沈まないことによって、相対的に腕が体幹より上(天井方向)にあることで、腕の外回転を防止できます。